クロマツ

2021年1月27日更新

クロマツ

学名:Pinus thunbergii

科属名:マツ科 マツ属

分布:本州、四国、九州、南西諸島(トカラ列島まで)

高さ25mになる常緑高木。日当りの良い海岸の砂浜や岩の上に多く自生しする。生命力が強いため、古くから長寿と繁栄を象徴する縁起の良い木として慶事の装飾として使われている。クロマツは神社仏閣に多いが、これは日本人がクロマツを神が降臨する依代(神霊が招き寄せられて乗り移るもの)として利用してきた背景がある。また、クロマツをこの世とあの世の境に植える境木とする考えもある。

葉は針状で、2本1組になっている。長さ10~15㎝、幅1.5~2㎜。先端はかたく尖り、触ると痛い。

アカマツは園内に1本しかありませんが、クロマツはたくさんあります。

二本の枝を束ねている根元が黒色や灰色なのが特徴です。クロマツなので根元が黒い、と覚えるとわかりやすいですね。

上から覗くとわかりやすいかもしれません。

アカマツは柔らかいですが、このクロマツは葉が固いので少し痛いです。

さわって確かめてみましょう。

木の幹は黒っぽいです。クロマツは、幹も枝の根元もクロだと覚えておきましょう。

見つかりやすのは、お城の近くです。

背の低いクロマツと、その近くの大きなクロマツに札を貼っています。

こちらが大きいほうの木です。お城の真ん前です。

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