トウネズミモチ

2021年1月27日更新

トウネズミモチ

学名:Ligustrum japonicum

科属名:モクセイ科 イボタノキ属

分布:本州(関東地方以西)、四国、九州、沖縄

高さ5mになる常緑小高木。日干しした果実は女貞子(じょていし)と称する生薬で、滋養強壮目的などに漢方薬で使われる。また果実は果実酒として、樹皮は風の熱に、抗菌作用のある母解熱に、根は咳の治療の目的で利用されてきた。また、葉や樹皮は染料としても利用されていた。中国(唐)を原産とするネズミモチである。

ネズミモチの木によく似ている。葉を裏から日にかざしてみると、ネズミモチは葉が厚くて葉脈が透けて見えないが、トウネズミモチは葉脈が透けて見える。また、ネズミモチの果実は楕円形であるが、トウネズミモチの果実は球形に近い。

 

トウネズミモチの木は園内にたくさんあります。

太陽の丘公園の入り口、カリンの木の近くにもあります。

秋には紫色の実がたくさんなるのでわかりやすいです。

実の数はとても多いですね。

葉脈に特徴があります。カクカクとした形で葉脈が閉じていますよ。

光に透かすと、葉脈がはっきり見えるのがトウネズミモチの特徴です。

ネズミモチではこのようにはっきりとは見えません。

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